松本うらまちっくストリートとは

松本城の東地区に位置する「うらまち」。
表通りから一本入ったところにあることから、こう呼ばれています。

松本で養蚕が盛んだったころからの歓楽街で、日本経済が右肩上がりだったころは大変な賑わいでした。夕方になると料理屋の2階で芸者さんたちが三味線の音を合わせていたり、踊りの練習をしていたり…、なんとも風流な景色が広がるまち。

さらにバブル期にはスナックが建ち並び、帰りのタクシーや代行を捕まえるのが難しいほど、連日遅くまで多くの人が行き交っていました。

松本うらまちは、ずっと人に元気を与えてきた街だったのです。

しかし駅前通りの開発や経済の低迷など時代の変遷のなかで、人の肩が触れ合うほど賑やかだったころがまるで嘘のように、うらまちから人が離れ、シャッターが閉まった空きビルが目立つようになってしまいました。

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…そんなある日、コロナの感染拡大により、本拠地にしていた浅草のスタジオを閉めようとしていた友人に会いました。

「どこか芝居を出来る場所はないか?」
「うらまちなら出来るとこがあるよ」

そこから私たちのプロジェクトはスタートしました。

エンターテイメントやパフォーマンスのチカラ、うらまちの個性的でこだわりを持ったお店、まちに残る文化や背景。これらを温ね紡ぎながら、みんなが集まれるまち、今より少しワクワクする未来を描いていきます。

私たちのビジョン
「松本うらまちが元気な街をして復活することを通して松本の街の魅力向上に貢献する

目的
1. 空きビルの活用を通して街を活性化する
2. 近隣のスポットや商店街との回遊性の創出に貢献する
3. 松本うらまちのこれまでの歴史や背景を、温ね紡いていく

by 松本うらまちレジリエンスプロジェクト